【終了 2020年度】こうだったら良いのにな!をビジネスに変える―アイデア創出、ビジネスデザイン、企業への提案まで体験しよう!

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【注意事項】

本セミナーは、単位の付与はありません

すべて、オンラインでの開催となります

ゼミの概要・目的

「いつでも気軽に本格的なエスプレッソを楽しみたい。」上質なエスプレッソはバリスタがいるお店でしか飲むことが出来ないという当時の常識を覆したのがNestle(ネスレ)社のNespressoサービス(エスプレッソ機器とコーヒー豆のカートリッジを提供するサービス)です。

また、「今この場で乗りたいのに、どんなに手をあげてもタクシーは止まってくれない。」ライドシェア・サービスの代名詞ともなったUberは、そんな創業者の実体験がきっかけで誕生し、瞬く間に世界に広がりました。

誰もが一度は思ったことがある「こうだったら良いのにな!」を、なぜNestle社やUber社は世界的なビジネスにすることが出来たのか…鍵となるのは、アイデアをビジネスに変える「実現力」です。

例えば、Nestle社は1986年に最初のエスプレッソ機器とカートリッジを発売しましたが、立ち上げから10年近く売上が伸びず撤退寸前まで追い込まれました。しかし、商品はそのままにビジネスモデルを転換したことで、2000年代には毎年10%以上の売上成長を達成する爆発的なヒットとなったのです。

それでは具体的にどのようなビジネスモデルに転換し、なぜヒットしたのでしょうか?

そこにはどんな「ビジネスの実現力」があるのでしょうか?

近年は、大企業だから必ずヒット商品/サービスが生まれるわけはなく、正解がない不確実な世の中だと言われています。ビジネスの現場では、「アイデアはあるけど、ビジネスに出来ない」、「技術を持っているけど、ビジネスを知らない」ことに多くの企業が悩んでいます。一方で、「ビジネスの実現力」という武器を身に付ければ、新しいサービスを生み出すチャンスがある楽しい時代でもあります。

世界有数の総合コンサルティング/ITサービス企業として、世界中の様々な企業と一緒に、新しいサービスをビジネスとして実現させてきたアクセンチュアの経験と実績を活かして、本ゼミでは、初学者を対象に、アクセンチュアの現役コンサルタントと共に、「ビジネスの実現力」を実践形式で身に付けることを目的としています。

具体的には、「こうだったら良いのにな!」という皆さんの思いをもとに、社会トレンド研究や、業界エキスパートインタビューをすることで、課題を発見し、ビジネスアイデアを創出します。そのアイデアをビジネスデザインなどの手法を通して、社会で通用するビジネスモデルに構築し、説得力のあるストーリーで、起業への提案を行います。

※最終発表では、実際の企業への提案も検討中です。実際の企業が難しい場合は、アクセンチュアの業界エキスパートへ提案予定です。

キーワード

イノベーション、コンサルティング、新規ビジネス、新規サービス、問題解決思考、デザインシンキング、ビジネスデザイン、ストーリーテリング、プレゼンテーション、発表

目標

方法

講義、グループワーク 、発表等

受講の条件

対象学生

20人程度(3-4年生も若干名参加可能です)

スケジュール

内容
1 10/1 ガイダンス 新規ビジネス/サービス創出が求められる背景:ビジネス最前線(共感の経営)ゼミに関する説明(ゼミの目的と目標、進め方、スケジュール、評価方法)
2 10/8 課題の理解と構造化 問題解決思考演習
3 10/15 課題を発見① デジタルトレンドを学ぶ業界トレンドを学ぶ
4 10/22 課題を発見② ビジネス基礎を学ぶ
5 10/29 インタビュー設計する 企業インタビュー設計演習
6 11/5 インタビューする アクセンチュアの業界エキスパートへのインタビュー演習
7 11/12 アイデアを形にする① デザインシンキング演習
8 11/19 アイデアを形にする② コンセプトメイキング演習
9 11/26 ビジネスケースをつくる ビジネモデル構築演習(ビジネスモデルキャンバス理解)
10 12/3 提案の準備をする① ストーリーテリング演習
11 12/10 提案の準備をする② 資料作成演習
12 12/17 提案の準備をする③ 発表準備演習
13 12/24 提案発表(発表10分、フィードバック10分程度) ※受講者数により授業時間を延長する可能性あり

教科書

特になし、必要に応じて資料を配布予定

参考文献

必要に応じて講義ごとに提示

受講申込

受講を検討している方は、初回ガイダンス(10/1)の参加申し込みをしてください。

メールタイトルを【セミナーガイダンス参加申し込み】として、

本文に、お名前・よみがな・所属・学年をご記入の上、

zoomアカウントをお持ちのメールアドレスから

takahashi[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp   *[at]を@に代えてください。

までメールを送信してください。

ガイダンスを開催するZoom URLをお送りします。

注意事項

本セミナーは、単位の付与はありません
すべての回がオンラインでの開催となります。

企画

プログラムデザイン

アクセンチュア株式会社

コーディネーター

髙橋 史子
東京大学教養学部附属教養教育高度化機構社会連携部門 特任講師