罪を犯した人について,”犯罪者”として報道などを通じて持っているイメージ以外に中々イメージがわわかない方も多いかもしれません。一人一人の方の人生や人格などが”犯罪者”としてのイメージによって覆い隠されているかもしれません。
”犯罪者”として刑務所にいる人の多くに被害体験があることが様々な研究や調査で明らかになっています。犯罪行為についての善悪の判断とは別に,社会が考えなければならないことがあるのではないのでしょうか。
この映画は、実際に島根あさひ社会復帰促進センターという官民が協働して運営している刑務所で行われているプログラムの様子を負ったドキュメンタリーです。そこに登場する方々の紡ぐ言葉から様々なことを感じ,考える機会となっていただければ幸いです。
東京大学教養学部生1・2年生向けの全学自由研究ゼミナールとして2023年から開講している「塀の向こうには誰がいるのか:犯罪と刑事司法の多角的理解」では,様々な司法手続きに携わる立場の異なる専門家をゲスト講師としてお招きしながら,刑事司法の多角的理解を目指しています。この授業では上記の問いをセメスターを通じて問い続けています。
昨年度は授業を受講している本学関係者のみを対象とした上映会を行いましたが,今年度は本学関係者以外の方にも是非お越しいただければと思います。
<開催情報>
日時:2024年10月26日(土)13:00~15:20 (12:30開場)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
(アクセスは上記リンクをご覧ください。)
定員:先着150名
開催:東京大学 教養学部・総合文化研究科附属
教養教育高度化機構 社会連携部門
<参加方法>
予約優先
(ご予約で埋まってしまっている場合,会場のキャパシティの関係で当日お越しいただいてもご参加できない可能性もありますので,ご予約をお願いいたします。)
<ご予約方法>
①一般の方(渋谷区・目黒区以外にご在住の方),東京大学関係者の方
こちらのGoogleフォームからお申し込みください。
※東京大学関係者の方で渋谷区,目黒区在住の方はこちらからお申し込みください。
https://forms.gle/sTJCcxJcwMyVh3WJA
②渋谷区,目黒区在住の方
こちらのGoogleフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/tVyyLd6xVgpATMEBA
<キャンセル方法>
当日までにご都合が悪くなってしまった場合は,こちらからご連絡ください。
https://forms.gle/KSk7YG2R4pk5n6RA6
【10月23日時点情報】
・ご予約いただいた方はご覧いただけますのでご来場ください。
・映画上映会後のミニレクチャーはご要望もあったためご希望される方は所在自治体在住でいらっしゃらない方もご参加いただけます。
こちらは完全事前予約制となっております。所在地区住民の方及び学生限定となります。
映画の終了後,15時30から30~45分程度のミニレクチャーを行います。
授業では映画で登場する取り組みや,日本の刑事司法の現状などについて担当者によるミニレクチャーを行います。こちらは,東京大学教養学部生1・2年生向けの全学自由研究ゼミナールとして2023年から開講している「塀の向こうには誰がいるのか:犯罪と刑事司法の多角的理解」の授業の一部分をご体験していただく形となっています。
ご参加を希望される所在地区住民の方は上記申し込みフォームから事前にお申し込みをお願いいたします。