現代社会は、科学技術をはじめとする多様な「知」によって支えられ発展してきました。一方で、その発展に伴い社会の問題はますます複雑化してきています。そうした社会の複雑な問題を多面的に捉え、理解するための手法として注目されているのがゲーミフィケーションです。本授業では特にアナログゲームに注目し、科学技術と社会の問題に関心をもってもらう、あるいは理解や議論を促進するためのアナログゲーム作りを行います。
授業では、講義やグループワークによって、科学技術と社会の問題やゲーム教材をつくる上で重要となる理論とその評価法についての理解を深めます。その後、実際に自分たちでゲームコンセプトを作成し、専門家のフィードバックを得ながらコンセプトに基づいたゲームをデザインし、プロトタイプ(試作品)を制作します。これら一連のゲーム体験およびゲーム作成を通して, 知的複眼思考法を身につけるとともに、科学技術と社会をとりまく課題を多面的に捉えられるようになることが本授業の到達目標です。
以下を予定していますが、順番・内容等が変更になる場合もあります。
※1 テーマ: ジレンマ、動物実験、ナノテクノロジー、生活習慣病、ストーリーテリング等
※2 テーマ:環境・エネルギー、地球温暖化、グローバルヘルス、宇宙開発、再生医療、国際政治・経済、組織・コミュニケーション等
8月1日(火)2限〜5限 |
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※ 8月2日(水) | ※ 授業はありませんが、調査・発表の準備のための自主活動時間が必要です。 |
8月3日(木)3限〜4限 |
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8月4日(金)2限〜4限 |
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8月5日(土)2限〜5限 |
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